アトシラ

あとで調べようと思ったモノ・コトを忘れずに調べました

YouTuberになるために必要な撮影機材を揃えていく工程が楽しい!

“ 将来なりたい職業の上位にランクされる「YouTuber」になるために必要な機材について、調査のうえまとめました ”

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YouTuberになりたい!!

ソニー生命の調査によると、男子中学生が将来なりたい職業は、1位「ITエンジニア・プログラマー」、2位「ゲームクリエイター」、そして3位がなんと「YouTuber」だそうです。


職業としての「YouTuber」、つまりプロの「YouTuber」となるわけですが、ヒカキンの動画『ヒカキン密着24時 〜YouTuberの裏側〜』を観た時、親近感を感じるとともに、遊びの延長の「YouTuber」とプロの「YouTuber」との差異が見えてきた気がします。


ヒカキン密着24時 〜YouTuberの裏側〜

 

昨今、長時間残業やら働き方改革やらがトレンドになっている中で、この動画の感想は様々だと思いますが、好きなことをやって生きていく厳しさや、その裏にある想像を超える努力を垣間見ることができる動画だと思います。

 
前職の経営者が、「働くとは、『はた』を『楽』にする」とお話しされていました。自身の解釈になりますが、『楽』というのは『便利になる』という意味もありますが、『楽しくする』という意味もあると捉えています。

「YouTuber」は、人々が楽しく暮らせる社会をつくる仕事だと思いますし、だから夢があり、若者達は憧れを持つのだと納得しました。

 

ということで、相変わらず前段が長くなりましたが、今回は「YouTuber」になるために必要な機材についてアトシラしました。「YouTuber」もコメディや商品レビュー、ゲーム実況、ハウツーと様々なジャンルがあり、必要な機材も違いが出てくるのですが、オーソドックスなモノをまとめています。

 

  

①カメラはスマホでもOK!品質にこだわるなら一眼レフ・ミラーレスカメラがオススメ!!

著名な「YouTuber」はビデオカメラではなく、一眼レフカメラやミラーレスカメラを利用している方が多いです。

一眼レフカメラやミラーレスカメラは、高感度性能が高いため、室内や暗闇の中でもきれいで繊細な映像を撮影することができます。また、撮りたい映像にあわせてレンズを交換することで、遠くの被写体を大きく撮影したり、背景をボカして味のある映像をつくったりすることが可能です。 


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とはいえ、ぶっちゃけスマホのカメラでも十分だったりもします。映像の品質にこだわらなければ、スマホの背面カメラで撮影したものでも問題ありません。

但し、スマホの背面カメラは不便な点もあります。自撮りをする際に、自分の映っている姿を画面で確認することができません。一眼レフカメラやミラーレスカメラにも同じことが言えるのですが、機種によっては、「バリアングルモニター」や「チルトモニター」の機種があります。

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出典:フリー写真素材 フォトスク 【4000ピクセル以上の超高画質無料画像】

 

一眼レフカメラやミラーレスカメラで撮影を検討されている方には、「バリアングルモニター」や「チルトモニター」に対応している機種をおすすめします。カメラに三脚や外部マイクをつけることを踏まえると、「バリアングルモニター」のほうが使い勝手がいいです。 

「バリアングルモニター」で動画撮影に適した人気機種は、キヤノンの「EOS 80D」やパナソニックの「LUMIX(ルミックス) GH5」になります。 

 

実は、僕がカメラに関心を持ったきっかけは、「YouTuber」の機材紹介でした。一眼レフカメラやミラーレスカメラは、それなりに高い買い物になります。近々、僕が悩んで購入したカメラを例に、購入におけるポイントを解説していきたいと思います。

余裕が生まれてくれば、2台目に「Go Pro」といったアクションカムを取り入れるのもいいですね。

 

②動画撮影に三脚は必須!選ぶポイントは「積載重量」と「高さ」

続いて三脚になります。カメラを手持ちで動画撮影するケースもありますが、固定したい時は三脚が必要になります。また、三脚は手振れを抑えるためにも有効です。ブレが大きな映像は、コンテンツの良し悪しに関わらず見にくいです。撮影の際には、三脚を使用することをおすすめします。 

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三脚は種類が鬼のようにあります。価格もピンキリです。ビギナーには違いが理解できなくて、困ることが多いのですが、基本的には「積載重量」と「高さ」で選択すれば問題ありません。

取り付けるカメラの重さに適した三脚でないと、三脚が倒れ、大事なカメラが壊れることがあります。また、使用用途や撮影シーンに合わせて、高さを調整できるものが便利です。持ち運ぶ予定の方は、三脚自体の重量も確認ポイントになります。但し、軽いものはカーボン製になり、アルミ製と比べ高価格になるため、なかなか手は出しづらいです。

 

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エントリーモデルで人気が高いのは、日本の三脚メーカーとして有名なVelbon(ベルボン)の「EX-540」。小型の三脚である、Manfrotto(マンフロット)の「PIXI」も持っていると便利です。

 

③大手メーカーのパソコンはNG!動画編集ソフトを決めてから、BTOパソコンをオーダー

動画編集には、パソコンと動画編集ソフトが必要になります。動画編集は、「YouTuber」にとって一番大変な工程になります。動画編集では、余計な部分をカットしたり、BGMをつけたり、テロップや効果音を入れたりと、短時間の動画であっても非常に工数がかかります。

また、動画編集はパソコンの負荷が高いため、スペックが低いパソコンだと、動作が重くなったり、挙句の果てには固まってしまったりします。動画編集を行いたい場合は、専用のパソコンを用意する必要があります。

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WindowsかMacかは、好みになりますが、同スペックでもMacのほうが高額です。Macに強いこだわりがないのであれば、Windowsをおすすめします。また、ノートパソコンはデスクトップに比べて、性能面で劣るうえ、値段が高めになるため、デスクトップパソコンを選びましょう。あとで拡張させることができる点も、デスクトップのメリットになります。

動画編集のパソコンを購入する際の注意点として、家電量販店で展示されているような大手メーカーのパソコンには手を出さないことです。このようなパソコンは、動画編集を前提とした仕様では作られていません。必ずBTOパソコンを購入しましょう。

BTOパソコンとは、「Build to Order」の略で、仕様をカスタマイズできるパソコンになります。「ドスパラ」「マウスコンピューター」が有名どころです。インターネットで注文可能ですし、パソコンに詳しくない方は、店舗で動画編集をしたい旨を伝えれば、店員が見繕ってくれます。わからない部分も聞けば丁寧に教えてくれるので、遠慮せずに質問しましょう。 

 

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また、予め、動画編集ソフトを決めてからパソコンを購入することをおすすめします。「Final Cut Pro(ファイナルカットプロ)」のように、ソフトによってはMacしか対応していないものもあります。ソフトによって必要となるパソコンのスペックも異なります。

ビギナーの方は、「Premiere Elements」や「PowerDirector」がおすすめです。動画編集において必要な機能は十分搭載されており、操作も直感的でわかりやすいうえ、プロのクリエイターが使う「Adobe Premiere Pro CC」に比べ、求められるパソコンのスペックも低いため、パソコンの予算も抑えることができます。

 

④外部マイクや照明など、こだわって撮影機材をそろえていく工程が楽しい!

カメラ、三脚、パソコン、動画編集ソフトがあれば、そこそこの動画を制作することができます。さらに動画の品質を高めようとすると、外部マイクや照明等にこだわっていくことになります。

一眼レフカメラやミラーレスカメラにも内蔵マイクはありますが、機種によっては音がこもったり、ホワイトノイズが入ったりすることがあります。やはり写真撮影がメインになりますので、音の品質を高めたいのであれば、外部マイクをカメラに接続する必要があります。

 

また、屋内で撮影する場合は、光量が足りず、暗い絵になりがちです。明るくするために照明を買い足すこともあります。もはや小さなスタジオですね。「YouTuber」の中には、クロマキー合成のために、部屋にグリーンバック(背景布)を設置したり、部屋の壁を防音壁にしたりする方もいます。

 

コンテンツももちろん大事ですが、こだわって撮影機材を揃えていく工程が楽しかったりもします。プロの「YouTuber」として生計を立てるのは難しいですが、これまでに比べ、動画制作の敷居は随分低くなったと思います。YouTubeに投稿しなくとも、結婚式や会社・学校のイベント等で動画が活躍する機会があると思います。この機会に、動画制作を楽しんでみてはいかがでしょうか?

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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