アトシラ

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スリムで軽いリュック「シャトルデイパックスリム」がおすすめな理由

“ 数多くあるカバンの中でも特に機能性に優れているのがリュック。今回はモノをあまり多く持ち歩かないタイプにおすすめな、スリムで軽いリュック「シャトルデイパックスリム」をご紹介します ”

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ご機嫌いかがでしょうか?

ブリーフケース、トートバッグ、ショルダーバッグなど、様々な種類のバッグがある中で、特に機能性に優れているのがリュック。身体への負担が少なく、両手が空くため、通勤や通学時に非常に便利です。

一方で様々なリュックが販売されており、いざ購入しようとした時にどれを選択すればよいのか迷うこともしばしば。

ということで、今回はリュックについてのアトシラになります。現在、僕は、ザ・ノース・フェイスの「シャトルデイパックスリム」を使用しています。それを選択したポイントと判断基準についてご紹介していきます。 

リュックを選ぶ時の4つのポイント

今回ご紹介するザ・ノース・フェイスの「シャトルデイパックスリム」は、マイナーチェンジを繰り返しながら販売され続けている人気のシリーズになります。今回、いくつかポイントをあげてリサーチしていくと、最終的に本商品に辿り着きました。

①大きければ良いわけではない!

大は小を兼ねるものの、リュックは大きさに比例して重くなりがちであるため、身体の負荷が高まります。また、マチも厚くなるため、例えば混雑した電車の中ではまわりに迷惑をかけてしまうこともあります。リュックのサイズは、持ち運ぶモノに最適な大きさ・容量であることを重視しました。

実際、普段、持ち歩く持ち物は、

・ノートPC(13インチ)
・財布
・鍵
・会社のIDカード
・名刺
・イヤホン
・モバイルバッテリー
・マウス
・ペン
・Lightningケーブル
・MicroUSBケーブル
・USBメモリー

必要に応じて、iPad やiPad 用のキーボード、Kindle、ニンテンドースイッチを持ち歩く時もあります。

こうやって並べると個数は多く見えますが、ボリュームは決して大きくはありません。 この容量であれば、コンパクトサイズのリュックで十分なため、厚みの小さな軽量タイプのリュックにスコープを絞り込みました。

なお、ノートPCのサイズによってはリュックに入らないこともあるため、特にサイズの大きなノートPCを使用している方は要注意です。

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②機能性は一定レベルあれば十分!

普段、ノートPCやiPadを持ち歩くため、それらに特化した収納スペースやリュックのつくり、外部の衝撃からも守ってくれる堅牢性・クッション性といったところは求めたたいところです。

また、リュック内外のポケットの数や使いやすさも重要です。例えば、 財布や鍵といった頻繁に取り出すものを、不自由なくスムーズに取り出せるポケットの有無は確認ポイントです。

リュックの中でモノがぐちゃぐちゃになってしまい、どこに何があるかわからない状態は、取り出す時に大変ストレスです。リュックの中も整理しやすい“つくり”になってるものが望ましいです。

なお、モバイルバッテリー、ケーブル、マウス、メモリーカードといったガジェット類は「ガジェットポーチ」にまとめると非常に便利です。以下の記事でご紹介していますので、併せてご覧ください!

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そして、リュックとしての背負いやすさも大事なポイントです。近年は人間工学に基づいて、 身体への負担が軽減される設計されているものもあります。リュックと背中との接点が軟弱だったり、逆に硬すぎたりするものは背負いづらいため、クッション性のある素材で、蒸れないように通気性が優れているものがベターです。

感覚は個人差があるため、実際に背負って確認するのが一番です。素材の質感を含め、実物を見ないとわからないことが多いため、リュックは可能な限り実物を手に取り、背負ってみることをオススメします。

一方で、機能性と価格は比例するため、 “ too much ”にならないように注意が必要です。登山に行くわけではないですし、あくまで普段用ですので求め過ぎは禁物です。 

 

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③デザインは仕様シーンに合わせて!

デザインは好みもありますが、どのようなシーンで使用するのか、どのようなファッションに合わせるのかといった点がポイントになります。僕は、主にビジネスシーンで使用するため、ビジネスライクなデザインにスコープしています。とはいえ、そこまで堅苦しい感じではなく、普段スーツすら着ていないので、ジャケットに合わせられるデザインにスコープしました。

一方で、機能とデザインは時にトレードオフになるため、そこは優先順位をつけて総合評価で検討するしかありません。

④リュックは消耗品!コストパフォーマンスの高さが一番!!

僕は広告費分が価格に乗っかっているブランド品にあまり価値を感じないうえ、毎日使うカバンは消耗品と考えているため、これらのニーズに見合わない価格帯のリュックはスコープから外しています。

また、リュックは毎日使うため飽きも早く、今回はコンパクトサイズであることから、価格帯としては1万円程度を目安におきました。

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スリムで軽い 「シャトルデイパックスリム」

これらのポイントと照らし合わせて、絞り込んだリュックが3点あります。まずは、最終的に購入し、現在使用しているザ・ノース・フェイス の「シャトルデイパックスリム」から解説していきます。

 

▼「シャトルデイパックスリム」の特徴は、なんといってもこの薄さです。厚さ(マチ)は12cmと、容量は18Lの割にはかなり薄めになります。

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素材には高強度で高級感のある1050デニールのコーデュラナイロンが使われており、頑丈で耐久性があります。

ザ・ノース・フェイス のロゴもついていますが、白字ではなく黒字であるうえ、控えめな加工がされているため、主張は弱めです。長方形でスタイリッシュなデザインは、ビジネスのシーンでも問題ありません。

 

▼背面はクッションパッド、肩に当たる面はエアメッシュとなっており、背負った際の快適性もしっかり考慮されています。

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▼シャトルデイパックスリムの背中側にあるメイン収納は間仕切りがされており、3つの収納スペースに分かれています。それぞれの収納スペースにノートパソコンやタブレットのマークが表記されています。 

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画像の左から、

1)ノートPCスペース
15インチのPCまで対応しています。

2) タブレットスペース
iPadといったタブレットを入れるスペースに加え、底の浅いポケットもついており、Kindleといった少し小さめのガジェットも出し入れしやすいです。

3)その他のスペース
書類など、フリーに使えるスペースです。

収納ごとに開け閉めの必要はなく、一度の開封ですべて取り出せるところは大変便利です。各端末の保護のため、仕切りや背面部分にはクッション素材が使用されているため、ノートPCやiPadをそのまま入れても大丈夫です。

その他のスペースには、書類はもちろん、500mlペットボトルや折り畳み傘であれば、問題なく入ります。

 

▼バッグ前面には上下にひとつずつ収納スペースがあります。上部の収納スペースが一番取り出しやすく、使用頻度の高いモノなどを収納しています。スマホが入る程度の大きさのポケットと、チャック付きのメッシュポケットがあり、整理しやすいように工夫されています。

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財布、鍵、会社のIDカード、イヤホンといったものは、必要な時にすぐに取り出したいため、このような取り出しやすい収納スペースがあると使い勝手が良いです。

 

▼前面下部の収納スペースは、この手のつくりにしては開きが良いです。開きが悪いと手を入れた際に窮屈で、モノを出し入れするには大変不便です。前方上部の収納スペースと比較すると使用頻度は下がるものの、名刺といった出番の少ないモノはここに入れています。

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リュックに両サイドにポケットもありますが、リュック自体の厚さが薄いため、ペットボトルや折り畳み傘といったモノは入りません。正直、使い道があまりなく、飾り状態になっています。コンパクトが故にトレードオフになってしまうところです。


また、デメリットとしてよくあげられているのが、ショルダーストラップが無いことです。ショルダーストラップとは胸の位置で固定してくれるベルトになります。自転車に乗るわけではないので、特に無くても不便することはありません。

そして、ネガティブに捉えられるのが防水面の弱さ。確かに、撥水に優れた生地で作られていたり、防水加工の施されたリュックもありますが、雨が降れば傘をさすため、そもそもズブ濡れになる機会が極少と捉えています。防水はあるにこしたことはありませんが、登山にいくわけでもないため、普段使いにはマスト要件ではないです。

 

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候補にあがったものの、今回は購入を見送ったリュック

今回、候補としてあがったものの、購入を見送ったリュックも参考までにご紹介します。

一番の対抗馬となった「シティコレクション コンパクト バックパック」

一番の対抗馬となったのがインケースの「シティコレクション コンパクト バックパック」になります。  

インケースは、Appleが唯一公認したブランドになります。総論、「シャトルデイパックスリム」 と大きな差異はありません。

デザインは丸みをおびており、「シャトルデイパックスリム」 と比べるとややカジュアル寄りになります。サイズ感は、厚さ(マチ)は16cmと12cmの「シャトルデイパックスリム」 よりやや厚みがあるものの、重量は750gと830gの「シャトルデイパックスリム」より軽いです。

ノートPCを入れるスペースはモフモフした質感の素材でできており、 ノートPCを優しく保護してくれます。

iPadは、「シャトルデイパックスリム」と違って前方のポケットに収納します。 前方のポケットは開きが良く 、使いづらくはないですが、一度の開封でノートPCとiPadを取り出せた方が楽なため、「シャトルデイパックスリム」のほうがが便利です。

価格帯も同じであるため、 機能性の違いで優劣つけましたが、デザインの好みによっては、「シティコレクション コンパクト バックパック」を選択される方もいると思います。 

 

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非常にリーズナブルな「アトラスクアドラ」

もうひとつは、コールマンの「アトラスクアドラ」になります。

厚さ(マチ)は15cm、重量は720gと非常に軽量です。また、非常に低価格でコスパが非常に高いです。かといって、生地は決して悪くなく、予算に上限がある場合は、一番オススメするリュックになります。

メイン収納スペースは大きく口が開くタイプで、モノの出し入れには非常に便利です。「シャトルデイパックスリム」と比べると機能性はやや劣る部分があります。仕切りがひとつしかなく、ノートPCとiPadの2台持ちには対応されていません。また、中のポケットも少なく、前面の収納スペースはやや開きが悪いです。

蓋の部分にポケットがついていますがアクセスはイマイチで、財布や鍵といった頻繁に取り出すものにはあまり向いていないです。

但し、価格以上の価値があるリュックであることは間違いなく、5,000円前後の価格帯では最強のリュックになります。

 

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いかがでしたでしょうか?

たかがリュック選びで長文となってしまいましたが、用途に応じてポイントを絞り込むことで納得するリュック選びができます。

Amazon等で弁当箱が入らず容量が小さいといったネガティブなレビューを見かけたことがありますが、用途と異なる選択をして悪い評価をするのは筋が違うと思います。

今回ご紹介したスリムで軽いリュック「シャトルデイパックスリム」は、モノをあまり多くは持ち歩かないタイプにおすすめなリュックになります。少しでもご参考になれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。