アトシラ

あとで調べようと思ったモノ・コトを忘れずに調べました

ルンバより安い!満足度が高い2万円以下のおすすめロボット掃除機

“ ルンバの登場を機に、様々なメーカーがロボット掃除機市場に参入し、商品の種類も豊富になってきました。ルンバより低価格で、ルンバ並みの機能・性能が備わったロボット掃除機をご紹介します ”

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ご機嫌いかがでしょうか?きんぐ(@king_letter)です。

ロボット掃除機といえば、まず思い浮かべるのがルンバですよね!

ただ、高額のため敷居が高いイメージもあります。実際に下位モデルでも4万円前後しますので、なかなか気軽に買えるものではありません。

現在、ロボット掃除機市場は様々なメーカーが参入しており、以前に比べ種類も豊富になってきています。中には2万円を切る商品もあり、だいぶ手が届きやすくなりました。

ということで、今回のアトシラは「ロボット掃除機」になります。

2万円をひとつの区切りとし、2万円前後の商品にスコープしています。果たしてルンバより安価な2万円前後のロボット掃除機でも、機能・性能は十分活用できるレベルなのか、リサーチしました。 

掃除は面倒だがルンバは高すぎる

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今回、ロボット掃除機を買おうと思ったのは、ただただ、寝室の掃除がめんどくさいためです。

寝室にはふとんがあるため、リビングよりもホコリやハウスダストが多い傾向にあります。また、ベッドの下は掃除がしにくく、他の部屋に比べ掃除の負荷も高いです。

先日、寝室の家具の配置換えをした時に大掃除をしたこともあり、なんとかこのきれいな状態に保てないかと考えていました。そこで白羽の矢が立ったのがロボット掃除機です。

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掃除を自動化することで掃除の負荷が下がる一方で、掃除の回数は増やすことが可能になります。何よりロボット掃除機は、掃除がしづらいベットの下も楽々掃除してくれたりと、導入するメリットが多くあります。

冒頭にも触れたとおり、ロボット掃除機といえば、アイロボット社のルンバですが、ルンバだけでも複数のシリーズが展開がされています。

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大きく分けて入門機の600シリーズ、中級機の800シリーズ、最上位の900シリーズがあり、数字が大きくなるにつれて機能、性能、そして価格が高まっていきます。

900シリーズは10万前後、600シリーズでも4万前後と高額なため、なかなか気軽には買いづらい商品です。今回、ルンバも調べてみたのですが、ルンバを買うなら、やはり900シリーズが魅力的です。

なかでも900シリーズの下位機種にあたる「 ルンバ960」がオススメです。 

最上位機種「ルンバ980」との違いは、カーペットブースト機能とバッテリーの容量の差になります。

8万円強の「ルンバ960」に対し、「ルンバ980」は10万を優に超えるため、機能・性能の差に対し、割高であることは否めません。 

重視するポイントと妥協できるポイント

8万も掃除機には出せない・・・

と思われる方も多いと思います。僕もそのひとりでしたので、今回、ルンバはスコープから外して、2万円をひとつの区切りとし、2万円前後のロボット掃除機に照準を定めました。

とはいえ、安かろう悪かろうでは困るので、機能・性能において特に重視するポイント(=must)と、妥協できるポイント(=want)を整理しています。

重視するポイント(=must要件)

*バッテリーの質

バッテリーの容量よりも寿命を重視します。一度に広い範囲を掃除するわけではないため、稼働時間は極端に短くなければ問題ありません。それよりも長期的に稼働可能なのかバッテリーの寿命を重視しています。

バッテリーは経年劣化により充電容量や電圧が低下し、運転時間が短くなったり、吸引力が落ちてしまったりします。

バッテリー自体の交換頻度が増えると、ランニングコストや交換の手間も増えていくため、性能の高いリチウムイオン電池が搭載されていることを絶対条件とします。ニッケル水素電池はスコープから外します。

*センサーの精度の高さ

さすがに家具や壁に勢いよくぶつかり傷をつけられては困るため、障害物を感知してスピードを落としたり、衝突を回避したりするセンサーは必須です。

寝室に段差は無いため、落下防止機能はMustではないですが、2万前後のロボット掃除機にも基本的には落下防止機能が搭載されている機種が多いです。

*自動帰還

ロボット掃除機が掃除完了後、自動で充電用のドック(充電ステーション)に戻ってこれる機能も必須になります。

ロボット掃除機を導入する以上は、メンテナンスを除き、掃除するアクションはスタートボタンを押すだけにしたいものです。掃除途中で力尽きたロボット掃除機を、手で持ち上げて充電用のドックに戻す作業は面倒のためしたくありません。

*メンテナンスのしやすさ

いくら自動で掃除できるとはいえ、吸引したゴミの始末は人の仕事です。ゴミを入れる容器が小さいと捨てる頻度が増えてしまうため、ダストボックスの容量が小さすぎないか注意が必要です。

また、ロボット掃除機の中には、ゴミの取り出しが不便だったり、回転ブラシやフィルターの手入れ・交換がしにくい機種もあるため、メンテナンスのしやすさも重要なポイントになります。

*ランニングコスト

ロボット掃除機のブラシやフィルターといった部品は消耗品であり、いくら本体が安くても交換部品のランニングコストが割高だと本末転倒になります。消耗品の価格や購入のしやすさも予め確認が必要です。

*ロボット掃除機のサイズ

ロボット掃除機がサイズ的に入れない箇所があると、ロボット掃除機を活かしきることができません。ベットの高さや椅子の脚の隙間を測定し、ロボット掃除機が入れるのか事前に確認が必要です。

 

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妥協できるポイント(=want要件)

吸引力

寝室はカーペットを敷いていないため、そこまで高い吸引力を求めておらず、フローリングのホコリを吸引できるレベルであればよいです。

フローリング、カーペットなど床面にあわせて自動的に掃除モードを変更する機種もありますが、今回はToo muchな機能・性能となります。

ナビゲーションシステム

ロボット掃除機が部屋の空間と自分の位置を把握し、効率良く、隅々まで掃除する機能がナビゲーションシステムです。

高精度なモノだと内蔵カメラや各種センサーで部屋の位置や室内のゴミを検知し、マッピングした室内の情報をもとに最適なルートを導き出して自動走行します。

非搭載だとランダム走行となるため、効率性が悪く、搭載した機種に比べ、掃除時間が倍以上かかるケースあります。とはいえ、そこまで大きな部屋ではないため、今回は特に気にする必要はありません。

実際の活用シーンも留守中に掃除をさせることを想定しているため、掃除の効率性は必要事項ではないです。時間がかかってもきれいになっていればOKです。

侵入防止機能(バーチャルウォール)

主に、赤外線を利用して“見えない壁”を作るタイプと、磁気テープを床に設置することで進入を防ぐタイプがあります。侵入防止は部屋の扉の開閉でコントロールできるため、こちらも今回は特に必要な機能ではありません。

運転音

基本的には不在時にロボット掃除機を稼働させる想定で、夜中に稼働させることもないため、運転音は特に大きくなければよいです。

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その他、Wi-Fiが搭載され、スマホのアプリから操作したり、スマートスピーカーと連携して音声操作したりできる機能もありますが、必ず無いと困る機能ではありません。あればいいねといったところです。

価格2万円前後で上述した重視するポイント(=must要件)を踏まえ、以下の3機種に絞り込みました。

・「eufy RoboVac 11」 22,800円
・「ECOVACS DEEBOT N79」 21,900円
・「ILIFE V3s Pro」 16,900円
※7/1時点のAmazonにおける販売価格

eufy RoboVac 11

Ankerと言えば、モバイルバッテリーやUSB急速充電器といったパソコン・スマホ周辺機器に強いイメージがありますが、「eufy(ユーフィ)」というブランドで家電製品も扱っています。

僕も持っている、Amazon Alexaが搭載されたスマートスピーカー「Genie」もeufyですね。「Amazon Echo Dot」より価格が安い点が特徴です。

 

Ankerの「Eufy RoboVac 11」は、2万円台前半ながらルンバに劣らない吸引力が魅力的です。

また、ダストボックスの容量が他の2機種に比べ、2倍の大きさになるため、ゴミを捨てる頻度を少なくできます。

Ankerの商品のため、今回のピックアップした3機種の中でも特に商品に対する信頼性は高いです。

なお、バッテリーについては、3機種とも2600mAhの大容量リチウムイオンバッテリーが搭載されており、表記上ではAnkerだからといって大きなアドバンテージが生まれているわけではありません。

ECOVACS DEEBOT N79

「ECOVACS DEEBOT N79」は中国市場で70%近いシェアを持っているロボット掃除機製造会社の商品です。基本的な機能・性能は上述した「Eufy RoboVac 11」に近しいです。

特徴としては、付属のリモコンだけではなくて、Wi-Fiに接続し、スマホで操作することができることです。また、消耗品もパッケージ化されており、比較的安価に購入できます。

2018年6月4日に後継機である「ECOVACS DEEBOT N79T」が発売されています。

「ECOVACS DEEBOT N79」との違いは最大吸引力が向上しただけになりますが、価格は29,990円とやや割高なため、コストパフォーマンスは「ECOVACS DEEBOT N79」のほうが優れています。

ILIFE V3s Pro

「ILIFE V3s Pro」も中国製の商品になります。何より魅力的なのは、2万円をはるかに下回るリーズナブルな価格になります。

但し、上述した2機種とは、仕様が異なっており、本体裏にある中央の吸引口に回転ブラシはありません。サイドブラシのみになります。 

髪の毛やペットの毛のからみつき、もつれが発生しないため手入れが簡単とポジティブに謳われていますが、カーペットや絨毯での掃除能力は低く、ゴミの取りこぼしが発生します。

フローリングに限定すれば十分な機能・性能が備わっているため、条件がマッチすればイチオシの商品です!

なお、上位機種の「ILIFE A4s」であれば、回転ブラシがついて、価格は2万円強と「Eufy RoboVac 11」や「ECOVACS DEEBOT N79」と同じ価格帯になります。

 

一方で、ダストボックスはゴミを取り出す際にフィルターを外すステップがあるため、やや手間がかかります。

加えて、騒音も60dB前半の「Eufy RoboVac 11」や「ECOVACS DEEBOT N79」に比べ、70dBとやや大きめになります。とはいえ、ルンバも70dB台ですし、動作音は価格に比例しないため、特にデメリットと言うほどでもないです。

また、上記の2機種に比べ、ひとまわり小さいため、使用している家具によっては「ILIFE V3s Pro」でないと入り込めないケースもあります。 

 

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最終的に「eufy RoboVac 11」を購入した理由

3機種の特徴を簡単にまとめると以下になります。

▼重視するポイント(=must要件)

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▼妥協できるポイント(=want要件)

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3機種ともAmazonにおける評判もすこぶる高く、甲乙付けがたい状況です。

今回はフローリング限定であることを踏まえ、価格重視で行けば「ILIFE V3s Pro」になります。どうしてもスマホで操作したいわけではないため、積極的に「ECOVACS DEEBOT N79」を選ぶ動機はありません。

迷いに迷った末、僕は最終的に、Ankerの「RoboVac 11 」を購入しました。

理由はちょうど「eufy RoboVac 11」がタイムセールで販売されていたからですw

タイムセールで19,380円と2万円を切っており、「ILIFE V3s Pro」と2~3千程度しか変わらないなら、商品の信頼性が高いAnkerの「eufy RoboVac 11」が望ましいと判断しました。タイムセールが背中を押した形となります。

なお、他の2機種もAmazonのタイムセールで安くなることがあります。ご参考までに、過去の履歴を追うと、

・「eufy RoboVac 11」 22,800円→19,380円
・「ECOVACS DEEBOT N79」 21,900円→18,615円
・「ILIFE V3s Pro」 16,900円→14,365円

※後者がAmazonタイムセール価格の実績

となります。

セール時の「ILIFE V3s Pro」は15,000円を切っており、よりコストパフォーマンスが高まります。

購入のタイミングで、別の機種がセール対象になっていたら、「eufy RoboVac 11」は買っていなかったかもしれません。それくらいこの3機種は2万円前後と低価格でありながら、十分な機能・性能が備わったロボット掃除機になります。

Amazonにおける価格推移のグラフをAmazonの商品ページで表示する方法は、以下のの記事でご紹介しています。過去実績を見ても定期的にタイムセールの対象となっているため、タイミングの傾向を確認のうえ、購入を検討されることをオススメします!

www.atoshira.com

いかがでしたでしょうか?侵入防止機能(バーチャルウォール)の必要性がが無ければ、ルンバの下位機種とパフォーマンスに大きな差はなく、今回ご紹介した3機種で十分な働きをしてくれます。

むしろ、コストパフォーマンスの観点では、ルンバの下位機種より優れているためオススメです。

次回は、「eufy RoboVac 11」を実際に使ってみた感想をまとめたいと思います。ロボット掃除機はそもそも買う価値があるのかという点も言及していきますので、ぜひご参考になればと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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