“ ルンバの下位機種よりも安い、Ankerの「eufy RoboVac 11」のレビューになります。実際に使ってみての感想もまとめていますので、ロボット掃除機を購入される際には、ぜひご参考になればと思います ”
ご機嫌いかがでしょうか?きんぐ(@king_letter)です。
とうとう我が家にもロボット掃除機がやってきました!
ロボット掃除機というと、かつては10万円を超える高級家電でしたが、前回の記事でご紹介したとおり、最近では2万円前後で十分な性能・機能を備えた商品も多く販売されてされています。
日本におけるロボット掃除機普及率はまだ4%程度だそうですが、2017年あたりからコストパフォーマンスに優れた商品が多く登場し、特に共働き世帯への普及がより高まっていると言われています。
今回ご紹介するAnkerの「eufy RoboVac 11」も価格はルンバより安い2万前後のロボット掃除機ですが、ルンバに劣らぬ働きをする商品になります。実際に2週間程使ってみみたところ、期待通り、非常に良い仕事をしてくれました。
ということで、今回はAnkerのロボット掃除機「eufy RoboVac 11」のアトシラになります。
ビジネスではRPAといったデジタルレイバーによる生産性向上がトレンドになってますが、仕事だけじゃなく、掃除・洗濯・食器洗いといった家事も自動化・効率化することで負荷を減らして、ぜひ時間を有効的に使っていただければと思います!
それでは、ルンバの下位機種よりコストパフォーマンスが優れている「eufy RoboVac 11」を実際に使ってみた感想をまとめていきたいと思います。
2万円以下とは思えない高級感のある白いボディ
「eufy(ユーフィ)」はモバイルバッテリーやUSB急速充電器といったパソコン・スマホ周辺機器において人気のあるAnkerの家電製品におけるブランドになります。
▼いつものようにAmazonのダンボールで届くかと思いきや、外箱なしの状態で届きました。
中には本体を含め以下の付属品が入っています。なお、リモコン用の単4電池は予め付属されていませんので予め準備が必要です。
・本体
・取扱説明書、クイックスタートガイド、保証書
・リモコン
・充電ステーション
・ACアダプター
・掃除用ブラシ
・予備フィルター×1
・サイドブラシ×4(うち2つは予備)
画像では照明の影響で本体のボディがややクリーム色に見えますが、実際はホワイトで上部表面は傷が付きにくい強化ガラガラスの天板で覆われています。
本体のサイズは330x326x78mmとルンバよりやや小さめになります。高さが7.8cmと低いので、掃除しづらかったベッドの下も余裕で入り込んで掃除してくれます。
▼本体前面には衝撃を吸収するサスペンションがついたバンパーが取り付けられています。
基本的にはセンサーで障害物を検知し、ぶつからないように移動しますが、万が一ぶつかってもバンパーが衝撃を緩和するため、壁や家具が傷つくことはありません。
本体サイドに主電源があり、こちらをオンにしないとリモコンで操作できません。(意外と忘れがちですのでご注意ください)
基本的にはルンバと同じ構造
▼裏は中央に回転ブラシ、前方両サイドにプロペラのようなサイドブラシがあります。
購入時はサイドブラシが装着されていないため、自分で取り付ける必要があるものの、ブスッと押し込むだけですので難しくはありません。
掃除中はサイドブラシでゴミをロボット掃除機の中央にかき集めて、回転ブラシがゴミを掘り起こして吸引します。
構造としてはロボット掃除機によくあるオーソドックスなものです。ルンバも基本構造は同じであることから、ルンバは当初からロボット掃除機としての完成度が高かったということですね。
回転ブラシやサイドブラシはもちろん交換可能です。交換できる箇所はオレンジに色分けされているのでわかりやすいです。フィルターも含め、それぞれAmazonで購入できるため、消耗品の入手に困ることはありません。
▼駆動用の車輪にもサスペンションがついており、カーペットやジョイントマットの段差であれば楽々超えていきます。
▼掃除したゴミが集まるダストボックスは本体後ろから、ボタンを押しながら引っ張り出す構造です。
▼簡単に取り出せるうえ、ダストボックスを開いて、ゴミを捨てるだけのため、ゴミの後始末は非常に簡単です。煩わらしい掃除パックを取り付ける必要もありません。
▼「Eufy RoboVac 11」は充電が無くなってくると自動で充電ステーションに戻ります。つまり充電がほぼ無くなるまでの「90分間」掃除し続けます。
充電ステーションに戻った後は、自動的に充電モードになるため、特に何もする必要はありません。お掃除のスタートボタンだけを押せば、「Eufy RoboVac 11」が自動で掃除をし、自分で充電ステーションに帰ってきて、再び充電をします。なお、初回は充電しないと使えないためご注意ください。
充電ステーションの設置場所ですが、公式では両サイド1m、正面2m空けるとなっていますが、横はそこまで広くなくても大丈夫です。充電ステーションに戻る際は正面から戻ってくるため、正面方向はある程度のスペースを空けておく必要があります。
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掃除効率は悪いが、掃除力は及第点
▼「Eufy RoboVac 11」はリモコンで様々な掃除モードを選択できますが、基本的には自動モードで問題ありません。
状況に応じて、「Eufy RoboVac 11」が適当なモードを自動で選択し、掃除してくれます。主な走行としては、直進して障害物がいたら転回し、また直進と、いわゆるランダム走行になります。その後は、壁に向かって細かくつっつくように動き、壁際のゴミもきれいに掃除してくれます。
▼玄関の段差も察知し、直前で止まり旋回しますので、落ちてしまうこともありません。
「Eufy RoboVac 11」はルンバの上位機種のように、内蔵カメラや各種センサーで部屋の構造と室内のゴミを検知し、最適なルートで自動走行するナビゲーションシステムは搭載されていません。特定のアルゴリズムに準じて、充電が尽きるまでひたすら動く形になります。
当然、ルンバと比べると動きに無駄が多いですが、そこは購入時に折り込み付きで、実際の活用シーンも留守中に掃除をさせることを想定しているため、掃除の効率性は特に気にするポイントではありません。効率が悪くても時間がかかっても、きれいになっていればOKです。
駆動音は思っていた以上に静かでした。ラジコンがゆっくり走っているイメージです。「Eufy RoboVac 11」の騒音レベルは60dB前半と実はルンバより静かになります。
60dB前半は普通に会話をしている声の大きさと同じ程度です。いわゆる標準的な掃除機とは比較にならない程、はるかに静かです。
吸引力も高く、一度掃除をした後、ダストボックスを取りだしてると、「こんなに汚れてたっけ?」と思うほど、ゴミや誇りが溜まっていました。(あまりきれいな絵ではないため、写真は控えます)
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ロボット掃除機を考慮した生活に変化
「Eufy RoboVac 11」の弱点としては、床に電源ケーブルといったコード類があると、絡まってしまうところです。これは「Eufy RoboVac 11」だけでなく、すべてのロボット掃除機に共通して言えることですが、コード類はロボット掃除機の天敵と呼べるほど相性が悪いです。
そのため、コード類はまとめて隠すといった対処が必要になります。これはロボット掃除機あるあるですが、コード類をはじめ、ロボット掃除機の邪魔になるようにモノを床に置かなくなっていくため、片付けの側面でも部屋がきれいになっていきます。
また、これから家具を買う・買い換える時は、ロボット掃除機がソファーやベットの下を通れるか、足の高さにも注意することをおすすめします。ロボット掃除機の動線を確保することで、結果的に部屋がきれいに保たれます。
ロボット掃除機はもはや生活の必需品!
「Eufy RoboVac 11」を使い始めてから掃除する回数が増え、部屋がきれいに保たれるようになりました。また、面倒な掃除の手間が省けますので、非常に重宝しています。特に手が届きづらいベッドの下を掃除してくれるところは大変助かっています。
元々は寝室メインで使用する想定でしたが、期待以上に実用的だったため、廊下など少しずつ掃除範囲を広めています。
2万円前後のロボット掃除機でも十分な機能・性能が備わっており、侵入防止機能(バーチャルウォール)が必要なければ、ルンバの下位機種よりも価格が安くコストパフォーマンスが優れている「Eufy RoboVac 11」のほうが断然オススメです!
ロボット掃除機の導入を考えていらっしゃる方は、まずは「Eufy RoboVac 11」といった2万円前後の商品から使い始めてはいかがでしょうか?きっと十分満足していただけると思います。
1日の時間は24時間と限られています。ロボット掃除機を活用して掃除の負荷を減らし、その分、有効的に時間を使っていただければと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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