“ 2017年も残すところ1ヶ月強。毎年恒例の月刊情報誌「日経トレンディ」が発表した「2017年ヒット商品ベスト30」は本当に買うだけの価値があるのか検証してみました(前半) ”
ご機嫌いかがでしょうか?早いもので、今年も残すところ1ヶ月強となってしまいました。2017年11月2日に月刊情報誌「日経トレンディ」が「2017年ヒット商品ベスト30」を発表しました。毎年恒例のこの企画。僕も今年の振り返りとして毎年購入しています。今回は、2017年の振り返りも含めてランキングをおさらいしていきながら、本当にオススメできるモノをご紹介していきたいと思います!
2017年ヒット商品ベスト30
1位:Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)
3月に発売されて以来、現在も入手困難な状況が続く「ニンテンドースイッチ」。すでに180万台超が販売されています。僕は幸い、発売後の早い時期に購入できました。実はふつうにヤマダ電機で予約をしたら、1週間程度で届きました。店頭で予約できることを知らなかった人も多く、ネット上にも書かれていないことがあるので、店舗へ足を運んで店員から正しい情報を取得することも大事ですね。(現在は予約という形では受け付けていない可能性があります)
「ニンテンドースイッチ」のような争奪戦必須の商品は、Amazonや楽天といったネットよりも、実店舗のほうが購入しやすいです。というのも、実店舗はエリアが限定されるため、そもそもの消費者の母数が少ないためです。ネットはエリアの制約がないため、例えばAmazonは日本全国の消費者が狙っているのに対し、ある店舗はその周辺のエリアに在住する消費者しか狙っていません。もちろん商品の入荷数も異なりますが、それを勘案しても実店舗のほうが手に入れるチャンスは大きいです。現在は供給が安定しつつあり、ネットでも適正価格で購入できるようになってきました。
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ビックカメラでは抽選販売という形式でした。慢性的に品薄ではあったものの、定期的に入荷はされていました。店舗側も入荷のタイミングはわかっているので、店頭でいつ抽選をするか広報されています。抽選のためハズレる可能性も当然ありますが、そこまで確率が低いものではないです。ちなみに、僕は「PlayStation VR(プレイステーション VR)」はビックカメラの抽選販売で購入しました。現在は、新型のプレイステーション VR)が発売されており、供給も安定してきため普通に購入できます。
脱線してしまいましたが、ズバリ「ニンテンドースイッチ」はオススメ商品です!正確に言うとオススメのソフトが多いです。中でも「ゼルダの伝説」はオープンワールドのゲームとしては最高峰のソフトです。他にも、「マリオカート8」「スプラトゥーン2」「スーパーマリオ オデッセイ」と魅力的なラインナップが揃っています。ゲームハード機はソフトがけん引する要素が強く、その観点においても「ニンテンドースイッチ」は優れていました。
2位:明治 ザ・チョコレート
コンビニのお菓子棚にズラリと並んだ「明治ザ・チョコレート」。ただでさえスペースが限られているコンビニにおいて、特定の商品だけでフェイスを占有してしまうのが珍しいです。さらに価格も230円(税込み)と、標準的なチョコレートの2倍程度します。それでも1年弱で3,000万枚も売れているのは、パッケージの斬新さと種類の豊富さ、そして何より味がいいからですね。
ただ、僕はチョコレートをあまり食べない人なんですよね(笑)
3位:クラウドファンディング
いわゆるFinTech(フィンテック)ですね。アイデアはあるものの、資金がないという起案者が、その商品の企画をまとめ、ウェブサイト上で出資を募るサービスです。今後、クラウドファンディングから様々なモノ・サービスが生まれてくると思います。
4位:ミールキット
カット食材や調味料をセットで宅配してくれるサービスです。オイシックス、夕食.net等、様々な企業が参入しています。共働きが当たり前である現在において、便利なサービスです。
5位:ビットコイン
こちらもFinTech(フィンテック)ですね。仮想通貨の一種で、この1年で価格が10倍に高騰したバブリーな通貨です。「ビットコイン」は投資の色が強くなってしまいましたが、決済に「ビットコイン」を使える店舗も増えており、近い将来、硬貨やお札は無くなるかもしれませんね。
実際、僕もほとんど電子マネーとクレジットカードで買い物をするため、現金が登場する機会は非常に減っています。現金どころか財布も必要なくなりつつあり、ちょっとした買い物はiPhoneさえあれば問題ありません。
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6位:クラフトボス
飲料新商品で今年最も売れた商品になりますね。コーヒー市場は、サントリー社とコカ・コーラ社の2トップで、隙間すら見当たらない飽和した市場の中で、ヒットする新商品を生み出すクリエイティブ力は素晴らしいですね。
コーヒーはぬるくなると味が落ちてしまうところが欠点ですが、「クラフトボス」は最後までおいしくのめるようにすっきり味にしています。後発の「クラフトボス ラテ」は発売後3日で品切れしてしまう人気ぶり。お茶を飲んでいる消費者がコーヒーに移行するカテゴリーチェンジにも成功した「クラフトボス」はオススメのコーヒーです!
7位:リンクルショット メディカル セラム
ポーラ社の業績を大きく押し上げた商品です。日本初の「シワの改善」が効能の医薬部外品になります。シワを目立たせなくするのではなく、シワの根本となる原因を抑制するコスメのイノベーションとも言える商品です。ミドル女性にオススメのコスメです!
8位:でか焼鳥
コンビニのレジ横に並んでいる大きな焼き鳥はみなさんご存知ではないでしょうか?僕も「でか焼鳥」とサラダと野菜ジュースの3点セットをよく購入します。焼鳥が気軽に食べられるようになったため、鳥貴族といった格安の焼鳥居酒屋の売り上げが下がってきているようです。
9位:anello(アネロ)
朝の通勤や街を歩くと必ず「アネロ」を背負っている女性を見かけるくらい人気のあるモンスターリュックです。ガマ口財布のようにガバッと開口部が大きく開くため、リュックの中が見やすい&取り出しやすいと利便性に優れています。さらにデザインが非常に豊富であるため、これだけ人気があっても人とかぶらない点がイイですね!
お値段もお手頃で、コスパの優秀なリュックです。そのため、その日のファッションにあわせて、複数個持っている方も多いようです。
10位:ハンドスピナー
なぜこんなに人気が出たのか謎の玩具ですね(笑)。ただ回り続ける様子を眺めるだけで何が楽しいか、理屈では語れない世界がきっとあるのでしょうね・・・
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11位:うんこ漢字ドリル
「うんこ×学習」の斬新な組み合わせは、まさにベストマッチです!こどもってどうしてあんなにうんこが好きなのでしょうか(笑)例文がしつこいくらいうんこに絡ませてあって、大人が読んでも楽しめます。「春らしい色のうんこだ」とかまったく意味が分かりませんw
こども達が楽しく学べる工夫が素晴らしいドリルです。アメとムチではなく、自分から学びたいと思う仕掛けは学習において本当に大事なことです。お父さんお母さんは、試しに1冊、こどもに買ってあげてみてはいかがでしょうか?
12位:AirPods
イヤホンも完全ワイヤレスの時代ですね。見た目は賛否両論ですが、機能は非常に秀逸なイヤホンです。耳に装着するとすぐにオーディオが自動的に再生され、耳から外すと再生を一時停止します。「AirPods」をタップしてSiriを起動すれば、音声で音量調節や選曲ができます。1回の充電で5時間再生可能で、デバイスの大きさを考えると十分な性能であると言えます。
iPhoneからイヤホン端子をなくしたのは、アップル社のえげつなさを感じましたが、ソニーやボーズ等、他メーカーも追随してワイヤレスイヤホンを発売しています。
今はケーブル付きイヤホンからワイヤレスイヤホンへ移る過渡期になります。ケーブル付きイヤホンを利用されている方は、利便性の高いワイヤレスイヤホンを一度利用してみてみてはいかがでしょうか?ワイヤレスイヤホンを使ってしまうと、間違いなくケーブル付きイヤホンには戻れません。オススメの商品です!
13位:キュキュット CLEAR 泡スプレー
スプレーして洗い流すだけの手軽さと、水筒の中栓やストローの中など、スポンジが届かず洗いきれなかったミゾ・奥・スキマの汚れも落せる点が人気の理由ですね。花王という会社は、マーケティングを高いレベルでしっかり行うため、こうして安定的にヒット商品を生み出すことができるのだと思います。
14位:IHI ステージアラウンド東京
客席が回転する画期的なシアターです。客席を取り囲む360度すべてにステージが展開されており、シーンにあわせて1,000席以上の客席が丸ごとすべてが回転します。世界に2ヶ所しかなく、現在公演されている劇団☆新感線「修羅天魔〜髑髏城の七人」のチケットは入手困難になっています。
15位:LIP38℃ リップトリートメント
コスメ業界の下克上とも言われた、社員数たった6名のフローフシ社のリップトリートメントです。コンセプトもコピーライトも秀逸ですが、それを支える性能の良さがヒットの要因です。
フローフシ社独自の美容成分「エンドミネラル」や乳酸菌「ラ・フローラ」を配合することで、唇の血色感を良くし、潤い続ける唇を育むことができます。乾燥するこれからの季節、ぜひ試してみてはいかがでしょうか?
ここまでは「2017年ヒット商品ベスト30」の前半1位~15位でした。全体的にイノベーションを感じる商品が多かったですね。
ゲーム分野では、携帯ゲーム機でもあり据え置き機でもある「Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)」、コスメ分野では新しい技術を用いた「リンクルショット メディカル セラム」や「LIP38℃ リップトリートメント」、ガジェット分野ではコードレスに加え、音声認識により操作性を進化させた「AirPods」、学習分野では真面目な下ネタでこどもたちが楽しく学べる「うんこ漢字ドリル」と、各分野で新しい技術やアイデアによる商品の進化が見られました。
次回は後半の16位~30位になります。どのような商品・サービスがノミネートされているか楽しみですね!最後までお読みいただき、ありがとうございました。