“ 長時間のオフィスワークやゲーム、そして映画鑑賞におすすめのゲーミングチェア。その「特徴」や「購入時の選び方」についての紹介です ”
ご機嫌いかがでしょうか?きんぐ(@king_letter)です。
24時間のうち、椅子に座っている時間と寝ている時間が大半を占めます。それを踏まえると、椅子とベットにはそれ相応の品質のモノを使いたいところです。
今回は椅子に焦点をあて、巷で話題のゲーミングチェアについて調べました。ゲームだけでなく、パソコン作業を長時間されている方は、ぜひご参考にいただければと思います。
- ①ゲーミングチェアはDXRACERとAKRacingの二択!
- ②そもそもゲーミングチェアとは何なのか?
- ③ゲーミングチェアと一般的なデスクチェアとの違いは?
- ④DXRACERとAKRacingはどちらが優れているのか?
- ⑤ゲーミングチェアはどこで試座できるのか?
- ⑥最終的に『AKRacing Nitroシリーズ(レザー)』を購入!
①ゲーミングチェアはDXRACERとAKRacingの二択!
ゲーミングチェアの2トップが「DXRACER」と「AKRacing」になります。他のメーカーのゲーミングチェアもありますが、この二大ブランドが人気を二分している状態です。ユーザー数も多く、品質面の信頼性が高いことから、この二大ブランドに絞り込んで検討することをおすすめします!
両ブランドにはそれぞれラインナップがあり、そこで迷うことになるのは間違いないため、そちらに時間を集中させたほうが効率的です。
判断ポイントは後述しますが、最終的に座り心地が論点になり、好みにより選択がわかれてきます。従って、「試座」が必要になってくるのですが、これが非常に厄介で、選択の難易度を高めています。
②そもそもゲーミングチェアとは何なのか?
出典:ESLGaming | The ESL Gaming Network
ゲーミングチェアはその名のとおり、ゲーマーのために作られた椅子になります。ゲーマーと言ってもプロゲーマーになります。
日本ではまだ知名度は低いですが、世界では競技性の高いゲームをeスポーツ(エレクトロニック・スポーツ)と呼び、賞金総額が億を超える大会もあります。最近では、オリンピック競技の候補として検討されています。
プロゲーマーは1日に何時間もゲームをするため、腰、首、肩、腕など身体を痛めることが多々あります。ゲーミングチェアは機能性に優れており、長時間座っていても身体的負荷を軽減する設計がなされています。
また、一般的なデスクチェアよりも座り心地が良く、正しい姿勢を保てる工夫がされているため、健康維持だけではなく、作業の集中力向上にも貢献してくれます。
現在ではこの高い機能性に着目し、オフィスチェアとして導入している企業もあります(羨ましい~)。編集作業で長時間パソコンに向かい合っているYoutuberも活用している方が多く、デザイン性が良い点も人気の要因になります。
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③ゲーミングチェアと一般的なデスクチェアとの違いは?
ゲーミングチェアと一般的な椅子とを比べてみると、ゲーミングチェアの特徴がいくつか見えてきます。なんといってもゲーミングチェアの一番のポイントはホールド感です。
人間工学に基づいた設計により肩から太ももまで身体を包み込むようにホールドしてくれます。腰にはランバーサポート、頭にはヘッドレストが備わっていおり、身体との隙間を的確に埋めることで、正しい姿勢を安定的に保つことができます。
また、リクライニング機能があり、自動車の座席のように背もたれの傾斜角度を調整することができ、商品によっては180度まで倒すことが可能です。仕事やゲームの休憩時に、背もたれを倒してリラックスすることができます。
他にも座面やアームレストが可動式になっており、上下に昇降できる機能もありますが、これは一般的なデスクチェアにもあるため、特筆するほどの要素ではないと思います。
④DXRACERとAKRacingはどちらが優れているのか?
では、ゲーミングチェアの二大ブランドである「DXRACER」と「AKRacing」とは、どのような違いがあるか確認していきたいと思います。
実は両ブランドにおける違いはほとんどありません。ラインナップも似通っているため、購入にあたっては、どのブランドのどのシリーズにするか非常に悩ましくなります。
強いて言えば、「DXRACER」のほうが下位モデルの価格が安く、カラーバリエーションが豊富といったところでしょうか。ブロガーやYoutuberの愛用者も多く、レビューの数もゲーミングチェアの中では最も多いです。リクライニングの倒せる最大角度の違い(150度or180度)もありますが、その観点で選択しているケースは極少だと思います。
選択においては、「素材」+「サイズ」+「座りご心地」の3つの観点で確認すれば、ご自身にマッチしたゲーミングチェアを選ぶことができると思います。
まず「素材」については、布地かレザーの二択になります。基本的に両ブランドともレザーが上位モデルとなっており、価格も布地<レザーになります。布地もレザーもそれぞれメリット・デメリットがあり、この選択で迷う方も多くいるようです。
布地のメリットは、
・通気性がよいため蒸れづらい
・レザーより価格が安い
デメリットは、
・耐久性が弱い
・手入れがしづらい
・高級感がない
といったところになります。特に、耐久性については課題と捉えており、使用していると以下のように糸がほつれたり、毛玉ができたりします。
レザーのメリットは、
・耐久性が強い
・手入れしやすい
・高級感がある
デメリットは、
・特に夏場は蒸れやすい
・布地より価格が高い
と、対照的になります。
なお、僕は最終的にレザーを選択したのですが、一番のポイントになったのは、耐久性になります。布地は糸がほつれたり、毛玉ができたりするため、品質面に加え、見た目においても劣化感が表出されることを嫌いました。
また、布地に比べるとレザーのほうが質感がしっかりしており、クッション性も高いところが評価ポイントになります。蒸れについてはひっかかりましたが、夏はエアコン入れるので、そこまで気にならないと考えました。
出典:ゲーミングチェアのAKRacing(エーケーレーシング)|テックウインド株式会社
続けて「サイズ」ですが、背もたれの長いもの、横幅が広いものなど、両ブランドとも多くはないですがシリーズを分けています。
サイズを誤ると、本来の機能が十分に発揮できないだけではなく、身体への負荷が高まるリスクもあるため、ご自身の身体にあったサイズを選択しましょう。とはいえ、多くの方がベーシックサイズで問題ないと思います。
そして、一番重要な要素は「座り心地」です。「DXRACER」も「AKRacing」もたいして変わらないと言う方もいるようですが、実際に双方に座って比べてみると座り心地は異なりました。
特に腰にあるランバーサポートのフィット感に差がありました。人によってはランバーサポートがフィットせず、取り外して座っている方もいるようです。
実際に試座を行ったうえで決断されることをおすすめしたいところですが、ここで大きな問題があります。ゲーミングチェアを展示している店舗が非常に限定的であることです。
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⑤ゲーミングチェアはどこで試座できるのか?
購入において、以下の4シリーズに絞り込まれる方が多いと思います。まずはDXRACERから2点。
*DXRACER/フォーミュラーシリーズ(布地)
DXRACERのスタンダードモデルになります。こちらは通気性のよいファブリック製の生地を使用しており、DXRACERでは最も安い価格帯になります。
*DXRACER/フォーミュラーシリーズ(レザー)
フォーミュラーシリーズは、布地とレザーの2種類があり、こちらは後者になります。レザーは布地に比べ、1万円ほど価格が上がります。
続けて、AKRacingから2点。
*AKRacing/Wolf シリーズ(布地)
こちらはAKRacingのエントリーモデルとなりなります。DXRACERのスタンダードモデルと同じ位置付けになります。上位シリーズの基本設計・機能を踏襲しつつ、こちらも通気性の良いファブリック(布地)を使用しています。
*AKRacing/Nitroシリーズ(レザー)
こちらは耐久性に優れたPUレザーが採用されており、スポーツカーのように高級感があり、お手入れも楽です。
前述しました布地かレザーかで二択にまで絞り込めますが、最後の選択は相性や好みといった感覚値の世界になるため、実際に試座を行ったうえで決断されるのがうよいと思います。
僕も購入するにあたり、どこでゲーミングチェアを試座できるのか調べたのですが、これらのゲーミングチェアを展示している店舗は非常に少ないことがわかりました。
実際に秋葉原と池袋を中心に、展示している店舗へ行ってみたのですが、「DXRACER」と「AKRacing」双方の各シリーズを展示している店舗はなかなか見つかりませんでした。
その中でも展示している種類が一番豊富だったのは、池袋のビックカメラ パソコン館になります。
とはいえ、『AKRacing/Wolf シリーズ(布地)』は展示されていなかったため、座り心地を比較する環境としては万全ではありませんでしたが、展示されている種類の数は多いほうだと思います。
なお、展示している店舗は、両ブランドの公式ホームページ上で掲載していますのでご参照ください。 人気が高まってきており、新宿ビックカメラなど、展示されている店舗も徐々に増えてきています。
⑥最終的に『AKRacing Nitroシリーズ(レザー)』を購入!
結局、『AKRacing/Wolfシリーズ (布地)』については試座することはできなかったのですが、最終的に『AKRacing/Nitroシリーズ(レザー)』を購入することに決めました。
前述したとおり、布地は使用していると糸がほつれたり、毛玉ができたりする点をネガティブに捉えました。また、実際に座ってみたところ、「DXRACER」よりも「AKRacing」のほうがフィット感が高く、座り心地が良かったためです。
僕はAmazonで購入したのですが、ありがたいことに、タイムセールの対象となっていた点も後押しとなりました。ゲーミングチェアはタイムセールの対象になる機会も多いようですので、ご購入をお考えの方は「ほしい物リスト」に登録して、こまめにチェックいただければと思います。
ちなみに、ゲーミングチェアあるあるで、配送時のダンボールは非常に大きく、質量も重いため、受け取りの際はご注意くださいませ。
ゲーミングチェアもそれなりに高価ですが、上を見るとキリがなく、例えばデスクチェアの最高峰「アーロンチェア」という商品は10万円をゆうに超えます。
それと比べると、4〜5万円という価格帯において、機能性、デザイン性に優れているゲーミングチェアはコストパフォーマンスが高いと言えます。
購入にあたって試座の機会が限定的であることは課題として残りますが、健康維持や集中力向上と高い効果を期待できるため、おすすめの商品になります。購入を検討の際に、本ブログが参考になりましたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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